正常に髪が成長しているときのメカニズムについては「髪の成長のメカニズム」で解説しました。毛髪は基本的に「抜ける」ものであり、そのことと薄毛の状態は全く別の次元であることは認識していただけたと思います。では、薄毛や抜け毛というのは、どのようなメカニズムで発生しているのでしょうか。
薄毛や抜け毛の多くは、このヘアサイクルが各種原因により(「薄毛の原因」「こんな人が危ない」など参照)毛髪が完全に成長することなく抜け落ちてしまう症状。つまり、ヘアサイクルが短縮されているか、休止期の毛髪の割合が増え、毛穴から新しい毛髪が生えてこないという症状なのです。
正常なヘアサイクルで発毛している人は、成長期の初期に柔らかい軟毛(産毛)だった髪が硬く太い毛に育ちますが、正常サイクルではない場合、この軟毛の段階で抜け落ちてしまうことが多いとか。結果、細い産毛のような髪ばかりが増え、だんだんと毛髪にボリュームがなくなり頭皮が露出する薄毛に。こうした循環に陥っている人の休止期の毛髪は、正常なヘアサイクルの人だったら抜け落ちないような刺激でも、簡単に落ちてしまうのかもしれません。また、退行期の髪も一定期間を経ずに休止期となってしまい、休止期の毛髪割合が多くなる→抜け毛が増加してしまう、というスパイラルに落ち込んでしまうようです。
要は、“フサフサ髪の毛”へ戻るためには、薄毛・抜け毛になる各種要因・原因を退けて、髪の成長サイクルを正常に戻さなければならないということ。まず自分に必要な対策を練るために、プロフェッショナルの門を叩くのが一番かもしれませんね。