頭髪全体の髪が均等に脱毛、全体的に薄毛になる症状。細胞そのものの老化や動脈硬化による循環不全などのため、次第に気母細胞が消えていくことによる。中年以降の女性に多く見られ、原因は老化、ストレス、偏りあるダイエット、誤ったヘアケアなど、あらゆる要素が絡み合っていると考えられています。
産後に薄毛になる症状も。妊娠中はお腹にいる子供に栄養分をとられ、妊娠後期にはエストロゲンなどの女性ホルモンによって成長期を維持してきた頭髪が一気に停止期に入ってしまうために起こります。このほか更年期障害など、ホルモンバランスの乱れによる薄毛は女性特有です。
ストレスによる代謝が異常になったり、筋肉が収縮し、毛細血管が細くなり、また血行全体が悪くなることで毛根部に栄養分が運ばれなくなり、髪の毛の元となる気母細胞が育たなくなると言われています。
洗わないで不潔にしていることや、逆に過度の洗髪によって頭皮を傷つけてしまうのも薄毛・抜け毛の原因の1つ。またすすぎが不十分では、毎日シャンプーをしていても薄毛・抜け毛を促します。丁寧に洗えない朝シャンプーは薄毛にはNGです。
冷え性は血行障害。循環がうまく行き届かなければ薄毛・抜け毛につながります。
毛細血管を必要以上に収縮させる働きがあるタバコ。そうした頭皮周辺組織の動きは、脱毛や薄毛状態を促進します。
適量なら血行を促進し、毛母細胞を活性化する効果のあるアルコール。しかし過度の飲酒は肝臓に負担をかけ、髪への栄養素供給の妨げとなることも。
昼に受けた髪や皮膚のダメージは、寝ている間に働く免疫細胞やホルモンによって修復されます。つまり髪の毛は夜間に成長するということ。不規則な生活や睡眠不足は発毛サイクルを乱し、過剰な皮脂分泌などにつながり、結果として薄毛・抜け毛になります。
肉類や油ものの摂りすぎなど、バランスの悪い食生活も薄毛・抜け毛を促す原因。髪の毛はたんぱく質の塊。つまり髪を健康に保つためには、良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルが欠かせません(詳細は「髪に良い栄養」まで)。